トレンド転換の見極め方(判断方法)

投資で稼ぐトレード基礎

ダウ理論に「トレンドは明確なシグナルが出るまで継続する」とありますが、皆さんはどのようにトレンド転換を判断しているでしょうか。移動平均線、ボリンジャーバンドやRSIなどのオシレーター系のテクニカル指標などを使って判断している方もいれば、プライスアクションなどのローソク足の組み合わせやトレンドラインなどで判断している方もいるかもしれません。

ここでは私が現場でトレンド転換を見極めるために、実際に行っている分析方法をご紹介していきます。
トレンド転換を見極める方法として、私は月足から4時間足までの押し安値と戻り高値を確認しながら転換を判断しています。押し安値と戻り高値については過去記事にまとめています。

◆トレンドの定義

まずトレンド転換を見極めるためには、トレンドの定義を理解する必要があります。
上昇トレンドの定義は、高値と安値の切り上げです。
下落トレンドの定義は、高値と安値の切り下げです。

それでは左上の図(上昇トレンド)を確認していきます。
価格が高値を更新した時点で安値が確定して、上昇トレンドが継続していると判断できます。高値を更新した安値を価格が抜けるまでは、上昇トレンドは継続中と考えることができます。

トレンド転換を疑う1つの目安としては、トレンドの定義が崩れる場面。
上昇トレンドの定義は高値と安値の切り上げなので、押し安値を価格がブレイクした瞬間にひとまずトレンドは終了したのでは?と判断することができます。もちろんこれだけの材料でトレンド転換を見極めることはできないので、マルチタイムフレーム分析やプライスアクション分析、波形分析(エリオット波動やグランビルの法則)などを使ってよりトレンド転換の可能性を探っていくことになります。

◆トレンド転換を見極める「押し安値」と「戻り高値」

●押し安値とは

押し安値とは、直近高値を更新した後に起点となった安値のこと。

●戻り高値とは

戻り高値とは、直近安値を更新した後に起点となった高値のこと。

●実際のチャートで押し安値と戻り高値をチェックしていきましょう。

下落トレンドのチャートですが、直近安値を下にブレイクしながら戻り高値a~eまで形成しています。
戻り高値eのポイントではじめて価格が上にブレイクしています。
この時点でひとまず下落トレンドが終了したと判断することができます。ただ注意してほしいのが、ひとまずトレンドが終了したということで、ここからトレンド転換して上昇していくということではないという点です。

パターン的には、上昇・レンジ・下落の3つのパターンを時間の経過とともに見極めていく必要があります。

高値aを価格が更新することでトレンド転換で買い圧力が強くなると判断することができ、安値aを価格が更新することで、レンジもしくは下落トレンドが継続という判断ができます。

◆常にリスクリワードを考え、どこで仕掛けるべきなのかを考える

上図の安値aから高値aを価格が更新した時点で上昇トレンドが確定していますが、安値bから価格が高値bを更新していないので、上昇トレンドは継続するだろうと考え現在の価格位置で仕掛けるのはリスクが高いポイントになります。

上図のようにピンクマルの位置で買った場合、仮に安値bを割り込んで高値bを更新しても上昇トレンドは継続となりますが、安値aを割り込む可能性もあり、リスクリワードで考えると不利なエントリーポイントです。このようなトレードを続けていると確実に資金は減っていくことになります。

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