2回意識されたラインは3回目も意識されやすい!

11月21日に押し目からの直近高値ブレイクしてきたドル円ですが、
レジスタンスライン・サポートライン・トレンドラインの
勉強をするにはちょうどいい相場でしたので、まずは画像を確認してみてください。
現状のドル円は、日足、4時間足ともに買い目線となっており、
ライン分析だけでも判断しやすい相場となっています。
上のチャートは、ロールリバーサル含めて意識されたポイントに
緑色のマルとオレンジ色のマルをつけています。
緑色のマルは、サポートラインとレジスタンスラインのポイント。
オレンジ色は、サポ・レジ+トレンドラインのポイント。
ラウンドナンバーあたりのラインでは、何度も繰り返し
意識されていた事が、マルの数からしてもわかります。
今回、チャートで学習しておくべきことは、
誰もが意識するラウンドナンバー付近での価格の動きや対応、
トレンド継続やレンジ・転換の判断ポイント、買い場などを
チャートをみながら振り返っていきましょう。
デイトレードをしている場合、今回のドル円のような
多くの人に意識されやすいラウンドナンバー(100.000)では、
価格の前後に利益確定ターゲットを設定して1度ポジションを解消して、
再度エントリーチャンスを探していく方も多くいると思います。
上のチャートを確認するとライントレードの基本的な知識を
知っているだけでも、チャンスを逃さず良い場所でポジションを
持てていたことがわかります。

マルチタイムフレーム分析では、買い目線となっているので
1時間足チャートでラインを使って買い場を探していった場合は
上の画像のようなトレードをすることが可能になってきます。
チェックポイントは、1つのラインに対して3回意識されたポイントを
探しエントリーしているので確認してみてください。
①は、単純に押し目を形成してからラインブレイクのエントリーで、
ラウンドナンバー付近での決済トレードとなります。
②は、1時間足ベースで直近高値をブレイクしたラインで、
その後レジスタンスラインだったのがサポートラインに切り替わり、
ロールリバーサルを確認しての3回目ラインタッチ後のエントリー。
ラインから+30pips以上は上昇しているので、ターゲットの設定次第では
利益にできていると思いますが、↑のチャートでは損切りとしています。
③は、レジスタンスラインがサポートラインに切り替わり、
3回目のタッチでサポートを確認して、トレンドラインも
引けるチャートポイントになっています。
サポートラインからの反発確認で、再度押しを確認してエントリーで
プロフィットライン付近で利益確定となっています。
③と④の間のオレンジ色のマルは、意識されやすい
強力なチャートポイントだという事がわかりますか?
なぜ強力なのかと言えば、
トレンドラインから3回目となるタッチポイントで、
サポ・レジラインの4回目タッチとなるポイントで、
ボリンジャーバンド3σタッチとなり、
とても強いチャートポイントだという事がわかると思います。
方向感なく意味もなく上下に価格が動いているようでも、
見るべきチャートポイントを知っていれば、勝てるトレードが
誰にでも出来ていたことが、わかるのではないでしょうか?
こういった後付的なチャート説明をすると、
「そんなの誰にでもわかるよ」とか「後付的なチャート分析は意味ないだろ」
と思われる方もいるかもしれませんが、個人的には今後のトレードに
役立てる為にこういったチャート分析で同じような相場状況を想定しての、
シナリオ構築やチャート分析などする事は、とても大切なことだと思っています。
参考になるかわかりませんが、
何かの少しでも気付きになれば幸いです。
いつも有益な情報ありがとうございます。
応援してます。