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プライスアクションやダウ理論をシグナル化したマジックボックスをガチンコで検証
ランキング上位で評判になっていたマジックボックスFXは、研究熱心なくまひげ先生が関わり、過去に爆発的な販売実績を誇るFXバックドラフトなどを公開している合同会社PATHFINDERの商材です。

ゴミのような内容の薄いFX商材が多い中で、マジックボックスFXは久々に購入・検証してみたくなる内容のFX商材でした。私は過去に数え切れないほどの投資系商材を購入してきましたが、ある一定数に達してくるとコンテンツ内容はどのFX商材も差異がほとんどなくなります。
裁量系商材であれば、ダウ理論やSRライン(水平線)を利用したロールリバーサルのトレード法や複数のテクニカル指標を組み合わせた普遍性の低いノウハウなど、新たな情報を求めて購入していましたが海外フォーラムで公開されている無料情報のほうが何倍も価値があるという悲しい状況でした。
マジックボックスFXはどうなのでしょうか?
マジックボックスFXの概要
購入者に提供される専用のインディケーターを利用してトレードをするシグナル系のFX商材です。

入手できるコンテンツ
・PDFマニュアル(102ページ)
・メインとなるボックスインディケーター
・パワーキャンドルのインディケーター(相場の方向性を示すローソク足)
・80:20の法則インディケーター(無料で別申し込み)
・その他(ADX-K-バースト)
販売ページではADX-K-バースト入手権利との紹介がありましたが、このインディケーターについては別途有料(1万9800円)となっています。バックエンド商材のようなもので、個人的には興味がなかったので購入はしていません。
ADX-K-バーストについて少し説明すると、J・W・ワイルダー氏が開発したADX(平均方向性指数)を改良して視覚的にトレンド判断をしやすくしたツールがADX-K-バーストです。このバックエンドの販売ページでは、「短期公開」「5名から20名の少数に限定」など煽りが凄いわりに、必要性を感じませんでした。
◆トレードする際の詳細情報
・対応時間軸
どの時間足でも使用可能。(月足・週足・日足・4時間足・1時間足・30分足・15分足・5分足・1分足)
・通貨ペア
プライスアクションを利用したロジックなので、通貨ペアは自由に選択する事が可能。
・シグナル出現回数
全体的に少なめのシグナル。
1分足で多い時には1日10回以上のシグナルが出る時もありますが、時間足が上位にいくほど回数は減ってきます。基本的にはトレンド転換時やトレンドの中間(揉み合い後のブレイク)などにシグナルが出ることが多いです。
マジックボックスFXでは、2つのインディケーターが勝敗の鍵を握る
マジックボックスFXで取引をするためには、2つの条件を満たす必要があります。
1つ目の条件、チャート上にマジックボックスが表示される。
2つ目の条件、マジックボックス内のパワーキャンドルが〇〇で条件をクリア。
上記2つの条件をクリアすることではじめて、買いや売りの確度が高いということが判断でき、具体的なトレードをしていくようになります。マジックボックスとパワーキャンドルの2つが揃わなければ、このシステムを利用したトレード手法は成立しません。
マジックボックスFXのシグナルが発生する仕組み
チャートに表示される色のついたボックスが表示されるまでのプロセスは3つ(下図参照)あります。

販売ページなどでは、くまひげ流3TLB(3つのトレンドラインブレイク)と名づけているようですが、単純にダウ理論の条件が成立した場面でチャート上にボックスが表示されるようになっています。
それでは実際のマジックボックスFXのチャートでも確認してみましょう。
チャートにボックスが表示される3つのブレイク条件はシンプルなものですが、このシステムを使用せずにリアルに動くチャートから各時間軸で常に3段階ブレイクを探していくのは意外に面倒な作業になります。それをシステムが行ってくれるというのは非常に助かります。
くまひげ先生のサイトでもマジックボックスが表示される仕組みについては詳しく解説してあります。URLを貼り付けておくので興味があれば確認して下さい。
http://priceaction-japan.com/5008.html
次に重要なカギを握るパワーキャンドルについて解説していきます。
パワーキャンドルは、くまひげ先生が10年以上にわたり開発してきたインディケーターで加速する相場の方向性が捉えやすいように改良されています。このパワーキャンドルを使うことでプライスアクションパターンも読みやすくなり、マジックボックスと組み合わせることで確度を上げたトレードができるようになります。
マジックボックスFXのシグナルを利用したトレード方法
1つ目のトレード方法は、マニュアルで紹介されている基本となるトレード手法です。

チャートに表示されるシグナル以外にもう1つのツール(ここでは具体的に紹介できませんがマニュアルに記載)を使用して、利確ターゲットを決めて利益を伸ばしながら3分割して決済していく方法です。
利益を伸ばしていくためには有効な手法ですが、トレンドが出ない時には利益を減らすリスクもあります。
2つ目のトレード方法は、マジックボックス内だけで取引を完結させる方法です。

くまひげ先生のプライスジャパンサイトでは、ボックス枠内での取引においてはほぼ9割近くがシグナル方向の枠に到達していると紹介されています。全ての通貨ペアや時間軸で検証をしていませんので、このデータが事実なのかはわかりませんが、過去チャートを見ていく限りでは確かに勝率は高そうです。
上のチャートは1分足でのマジックボックス枠内のトレードですが、この方法であればスキャルピングをする場合にも有効に機能しそうです。
2つ目の方法でトレードする際の注意点としては、報酬比率を確認してトレードを行うことです。最低でもリスクリワード比1:1以上で取引するべきです。
上の取引ケースでは、損失幅に対して利益幅は2倍~3倍を狙うことができます。

しかし下のようなケース(ボック枠ギリギリでサインが出る)こともあります。

このようなケースではボックス枠内でのトレードはできませんので、トレンド発生を狙った報酬比率で1:1以上のトレードが可能であれば取引をしていくようになります。
マジックボックスFXはダウ理論をベースとしたブレイクアウトロジックなので、他にも確度を上げる方法がいくつかあり、当ブログでもそういった役立つ応用手法について今後は紹介していきます。
相場の転換点を捉えやすいマジックボックスFX
チャートにマジックボックスが表示されるメカニズムについては上記で紹介しましたが、3段階ブレイクアウトでダウ理論が完成するパターンは、基本であり多くのトレーダーが意識するポイントにもなります。

もちろんシグナルがフェイクとなることもありますが、パワーキャンドルなどのフィルターを加える事で確度を上げたトレードができるようになり、根拠あるトレードを実行することができます。
先行指標としてトレードをバックアップしてくれる!?
マジックボックスFXはトレンドが出る前にシグナルを出すことが多く、今実践している手法にプラスしてエントリー根拠の強化としても利用することができます。

1時間足のチャートを縮小して表示していますが、1回ほどフェイクサインが入っていますが全体の流れとしては売り圧力が強いことが判断でき、トレンド動意が強くなる前にシグナルを出しています。
マジックボックスFXのマニュアルに記載されているトレード手法以外にも、現在実践している自分のトレード根拠の後押しにも利用することができ、使い方次第では強力なバックアップをしてくれるシステムに化けそうです。
マジックボックスFXを検証した評価
多くの市場参加者が意識するダウ理論のラインブレイクアウトをベースとしたロジックで、シンプルかつ有効性の高いシステムとなっています。
当然ながら市場のフェイクにまで完璧に対応できるシステムは世の中に存在しませんので、ダマシとなるサインも時には出ますが、トレンド転換や相場の方向性を判断する為の材料としてトレードを強力にバックアップしてくれることは間違いありません。
今までにありそうでなかった幅広い用途で使用できるシステムだと感じています。
マジックボックスFXのようなシンプルで普遍性の高いシステムは、通貨ペアや環境に左右されず長く使い続けることができるので、販売価格以上のメリットがあるはずです。
現在は3月31日までの期間限定価格(2万9800円)で提供されていますが、合同会社PATHFINDERは過去の商材でもそうでしたが、期間が過ぎると2段階くらいで大幅な値上げ(最終的には8万9800円での販売予定)をしてくる会社です。
興味がある方は安く入手できる期間に検討することをオススメします。
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